KGK代表 森田 元
経営合宿研究所(KGK)は、KGK独自のノウハウを活用した合宿によって、企業や組織の課題解決を支援しています。私が「長く放置されてきた難しい課題を2泊3日の合宿で解決しましょう!」と提案すると、お客さまは「そういう合宿なら何度か経験があるけど、一回合宿をやったぐらいで本当に解決できるの?」とよく言われます。でも、KGKが提供する合宿は、普通の合宿とは全く違うやり方をします。結論を誘導するような資料や、議論の展開を想定したシナリオ作りなどの準備は一切行いませんが、参加者が胸襟を開いて本音で議論するための環境づくりには徹底的にこだわります。また合宿の議論をただの座談会に終わらせず、論理的思考を完結させて結論を合意するためのリアルタイム議事録という手法を用います。そのほかにも、現場経験から蓄積した様々なノウハウを活用します。皆さんもぜひ一度体験してみませんか。 →KGK式経営合宿とは
ビジネスのこと、人生のこと、いろいろ書きます。
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月
30
4月
2012
4月から大学で「航空とICT」について週一回講義をすることとなり、これまでに3回の講義を実施しました。
春学期15回分の講義資料は、3月末までにほぼ完成させておいたので、ある程度余裕を持ってこの仕事を始めることができました。
講義内容は、これまで私が事業会社で蓄積してきた知識や知恵を体系的に整理して
伝えることが中心になりますが、加えて私自身の体験談も話をするようにしています。これは、何かを教えるのではなく、経験したこと=事実をそのまま伝えて学生の皆さんが自ら何か得て欲しいというつもりで話をしています。
「モリゲンのワンポイント体験談」というコーナーを設けて、講義時間の一部を割いて話をしています。学生の皆さんが、授業の最後に出席票にコメントを書いてくれるのですが、「体験談はたいへん参考になる」「すごく面白かった」「私だったら、そのときこうしたと思う」「絶対続けてください」「次回が楽しみ」といったコメントであふれています。
授業のあとで、出席票をゆっくり読むのはたいへん幸せな時間です。自分がやってきたことが、若い人たちの役に立ち、感謝される。これこそ、最高の「仕事の報酬」だと思います。
KGK式経営合宿の最後でも、参加メンバー全員に「合宿の感想」を書いてもらい、それを読むのはたいへん楽しみなのですが、世代がぐっと若い大学生のコメントを読むのは、また違った新鮮な発見もあり、私にとっても得るものが多いです。
実務家出身の教員として、週一回ではありますが、全力で自分の持っているものを
伝えていきたいと思っています。
土
24
3月
2012
ここ数年は、ひどい風邪を引いたことはなかったのですが、今週はかなりひどいやつにかかりました。お医者さんで抗生物質をもらって一週間飲み続け、ようやく完治しそうな感じになってきました。熱が出なかったのは幸いでした。
この間、外出する予定を3件キャンセルして周囲に迷惑をかけてしまいましたが、家に籠っている間は、先々回のブログでご報告した「半年分の講義資料を3月末までに完成させる」ことに集中しました。一回の講義で使うPowerpointの枚数が約30枚として、その15回分、450枚を作成するのですが、風邪のおかげで自ら宣言した達成期限よりも数日早めに完成させることができました! それにしても450枚!、一部は過去の資産の再利用が可能とはいえ、2ヶ月間でこんな大量の資料を作ったのは初めての経験でした。
講義資料の骨格が完成すると、気分的にも余裕が出てきます。あとは、各回の講義の直前に最終的なリファインをすることで、自分でも納得がいく講義ができるだろうと思います。若い人達との交流が今からとても楽しみです。
前にもこのブログに書きましたが、私が少し大きな仕事に取り組むときのパターンは
①周りに期限を公言して自分を追い込む
②どこかで集中的に思考・作業して、期限に余裕を残した状態で骨格全体を完成させる
③期限直前にもう一度全体を冷静にReviewしてリファインする
といった感じです。
今回の作業は、「分量が非常に多い」種類の仕事で、何日も忍耐づよく取り組む必要があり、どちらかというと苦手のタスクなのですが、風邪の功名でなんとか②を達成することができました。
風邪さん、ありがとう! でも、もう当分来ないでいいよ~!
月
19
3月
2012
今年になってから、ジャズの新しい楽しみに浸っています。聴くだけでなく、自分で弾くだけでなく、ジャムセッションに参加する楽しみです。
最近は、プロのミュージシャンの演奏を楽しむだけでなく、私のような「素人さん」でも、それなりにジャムセッションを楽しむことができるライブハウスが増えてきました。どんなふうにやっているのか、少しご紹介したいと思います。
知り合いでも友達でもない、たまたま同じ時間に同じ店で一緒になったお客さん同士が、楽しくセッションに参加できるように、いろいろな工夫がされているのです。
まず、ホストバンドというプロのサポートがつきます。和音を出せるピアノかギター、それにベース、ドラムスという3名程度のサポートが多いようです。さらに、その中の一人がセッションリーダーとして全体の仕切りをやってくれます。
お客さんの方は、店に入るとまずチェックインします。ノートに、自分の名前と演奏する楽器を書き込みます。何人かチェックインした頃合を見て、セッションタイムの始まりはじまり~。
最初の1曲は、プロのホストバンドの演奏です。これを聞いているうちに、お客さんの気持ちも次第に乗ってきます。2曲目からは、お客さんも交えたセッションになります。まず、セッションリーダーがお客さんの名前を呼びますので、呼ばれた人はステージに上がります。初めてのときは、ちょっと緊張します。
演奏する曲は、お客さんが決めます。リズムやテンポ、イントロやエンディングなども原則はお客さんの方が指定します。どんな曲を指定されても、しっかりサポート演奏できるプロの実力は流石です。
ピアノの私が呼ばれた場合を例にとると、私が例えば「星影のステラをゆっくりめのスイングでやりたい」というと、セッションリーダーはお客さんの中に、サックスやトランペットの人がいれば参加を促します。自分も参加したいというお客さんも自分の楽器を持ってステージに上がってきます。
「イントロは最後の8小節で、ピアノから先に出ます」などと、簡単な打合せをして即演奏開始。練習というのも、やり直しというのも、ありません。最初に、管楽器が曲のテーマ(メロディ)を吹いたら、それから順番にソロ(アドリブ)を演奏して、最後またテーマに戻って終わりというのが、標準的なパターンです。
素人は、時々今何処を演奏しているのか分からなくなることも少なくないのですが、そこは、ホストバンドの方が節目が分かるように音を出してくれたりして、助けてくれます。
皆で協力してまずまずの演奏が出来たときは、本当に幸せです。ちょっと失敗した時は、次回はここを注意して頑張ろうという気持ちになります。新しい友達もたくさん出来ました。
このジャムセッション、ある種の緊張感を持ちつつも、技量経験も異なる素人が初めて合奏するということで、失敗しても温かい応援を送ってもらえるような、良い雰囲気の中で行われます。みんなジャズが大好き、セッションを気持ちよく楽しみたいという共通の基盤があるからなのでしょう。それから、温かい雰囲気を
演出してくれるセッションリーダーの存在も大きいです。
KGK式合宿もまったく同じです。いい議論をするためには、メンバー間の相互理解、相互信頼という共通基盤が必要です。それに、緊張感のなかにも、リラックスして議論できる雰囲気をかもし出す座長の力ですね!
木
23
2月
2012
4月から某所にて週一回の講義を半年かけて行うことになり、今月から講義資料の作成に着手しました。講義のテーマは、私が事業会社の時代に長く経験した業務に関するものです。つまり、私にとっては「全て分かっていること」を話せばいいのです。
しかし、講義資料を作り始めてから、ずいぶん時間がかかることに気がつきました。
分かっていることを、領域別にパワーポイント化していくのですが、実は私は何が分かっていたのか、自分でもきちんと整理が出来ていないことに気がつき、少しショックでした。
ということで、今たいへんな時間を費やして講義資料を作っています。
上記の課題を解決するために、私が採っているプロセスは次の通りです。
①私が「分かっている」ことを、ひたすら書き出す(可視化)
②書き出したことを理解し易い形に並べ替える(構造化)
③並べ替えた形(構造)が意味することを言葉にする(意味づけ)
名選手が名監督になるためには、分かっていることを、伝えられるようにするための
たいへんな努力があるのだと思います。
3月末までに、半年分の講義内容の骨格は全て完成させることを目標に、久々に気合を入れて仕事をしています。寝食を惜しんでまでとは言えませんが、少しでも時間がある時はPCに向かい、この挑戦を続けています。②の作業には、マインドマップが大きな効果を発揮してくれます。
現時点で55%ほど出来ています。最終結果はまた3月末ごろのブログで報告します。
考えてみますと、KGK式経営合宿でリアルタイム議事録を作成することは、上①②③
とまったく同じですね。多くの人に理解、納得してもらうために、この努力は必ず必要なものだと思います。
これより前のブログは「ブログのアーカイブ」をご覧ください。