一年の計~プロジェクト開始時における全体構想策定の重要性

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

一年の計は元旦にありと言いますが、皆さんどんな計画を立てましたか。私は二つです。

  1. KGKのビジネスを軌道に乗せること
  2. 長く遠ざかっていたジャズピアノの練習を再開し、人前で演奏できるレベルになること

どちらも少々チャレンジングですが、頑張ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、今日は「一年の計は元旦にあり」と同様に、改革プロジェクトをスタートする時の「計」について考えてみる。

 

近頃は、Quick WinとかSmall Startという手法が広まっている。大風呂敷を広げて頓挫するよりも、小さく早く成功を生み出し、それを自信とバネにして次の取り組みに移るというやり方である。私は、この手法自体は状況によってはたいへん有効であると思うが、正直言えば、Quick WinとかSmall Startという言葉はあまり好まない。それは、この手法を正しく適用していないと思われるケースが多いからである。

 

Small Startについての私なりの解釈は、全体構想(グランドデザイン)をきちんと描いた上で、いきなり全部の実現を目指すにはリスクも多いから、小さくスタートしようという手法である。しかし、実際にプロジェクトの現場でよく耳にするのは「全体構想なんか描いていたら時間がかかりすぎる。それよりも、とりあえず出来ることからどんどんやる」というやり方である。

 

しかし私は、改革プロジェクトをスタートする際には、最初に全体構想をきちんと描くことをたいへん重視している。そうでないと、「とりあえず出来ること」から始めることが全体構想の実現につながっていくものかどうかの判断がつかないからである。さらに言えば、「とりあえず出来ることはどんどんやっている」という言葉が、重要で難しい方針決定を先送りする口実に使われていることも多いからである。

 

改革チームが一丸となって進むには、大義の共有が必要である。そのためにも、プロジェクト開始時には全体構想をしっかり固めたい。全体構想は2泊3日の合宿で必ず作れる。一年の計は元旦にあり。