困難に立ち向かう

今回の大地震によって被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。また、被災された方々の救助、支援や、ライフライン確保等の活動に携わっておられる方々に心から敬意と感謝を申し上げます。

 

私もかつて事故で被災された方々の支援や、リスク管理などの仕事に携わった経験があるので、現在でも救助活動や復旧活動に携わっておられる方々のご苦労は察するに余りある。刻々と変化する状況と情報のなかで、経験したことのない難しい、厳しい判断を迫られることの連続であろうと思う。

 

リスクを想定し、それに備えることは、勿論重要であるが、残念ながら我々は起こりうる全てのリスクを予見することはできない。想定していなかったリスクが発生した場合には、どう行動すべきか、その判断の拠り所は、我々自身が日頃から意識してきた「自分なりの原理原則」に拠ることになる。

 

私は、本当に困難な状況になった時には必ず、事態を打開するためのリーダーシップを発揮する人が現れ、同時に協力を惜しまない多くの人々が集結し、素晴らしいチームワークが発揮されることを信じているし、実際にそういう現場を経験してきた。本当に困難な状況になった時にこそ、人間の本来持っている責任感、相互扶助、互譲などの精神が発揮されることを信じている。

 

現場で活動しておられる方々の判断と行動を信頼し、現場への大幅な権限委譲と十分な後方支援が行われることを願っている。

 

今現在、私自身は節電に協力するぐらいのことしか出来ていないが、私の気持ちは、今も現場で救助、支援活動にあたっている方々と共にある。