閣僚の合宿とKGKの合宿

このブログでは政治の話は極力避けるつもりでいたが、あまりの状況に、少しは触れたくもなる。昨年、菅首相は内閣発足前から「閣僚による合宿」を提唱していた。以前から合宿による深い合意形成と強いチーム作りを推進してきた私は、この合宿に少なからぬ興味を持っていた。

 

昨年9月の報道によれば、菅内閣発足から三日目の午後、ほとんどの閣僚が首相公邸に集まって数時間、政策課題などについて合宿したという。別の報道では、「合宿」という言葉を使わず「勉強会」を行ったという言い方もされていた。

 

この合宿が実際どのように行われたのかは知る由も無いが、その後の状況をみるに結果的に十分な効果を発揮しなかったことは明らかだ。

 

あり得ない前提で話を展開して恐縮だが、もし私がその合宿を設計するのであれば、首相公邸ではなく「都心を離れた自然豊かな場所」で行い、数時間ではなく「2泊3日の十分な時間」を確保するのに。。。。

 

もし私がその合宿を主催するのであれば、ネクタイを外したスーツ姿ではなく、コットンパンツにポロシャツぐらいの軽装で召集し、政策課題の議論に入る前に「3時間ぐらいは自己紹介の時間」を設けて個人間の信頼関係を高めておくのに。。。

 

そうすれば、この合宿の効果は全然違ったものになったのではないか。。。

 

と合宿一筋でやってきた私は、どうしても考えてしまうのである。

 

人間ひとりが出来ることは所詮限られているから、大きな改革に取り組むリーダーが最初に成すべきことは、強いチームを作ることである。強いチームとは、ビジョンを深く共有しているチームである。ビジョンを深く共有する最強の方法は、リーダーがビジョンをトップダウンで下ろすのではなく、チームのメンバーが皆で議論してビジョンを作り上げることである。そこに、KGK式合宿の真価がある。

 

これからも、自分のライフワークをしっかりやっていかねばと思う。

 

普通の合宿とKGK式合宿の違い