年末を迎えて~判断基準の修正が必要~

会社や組織に属して仕事をしている方は、昨日か今日のいずれかが仕事納めになったことと思います。1年間、お疲れ様でした。私のように、個人会社で仕事をしていると、仕事納めという感覚はあまりありません。私の仕事は常にオンデマンドですから。

 

さて、大震災、原発事故という未曾有の危機を経験した今年。災害に遭われた方々には、改めてお見舞い申し上げます。

 

大震災に対しては、「絆」「頑張ろう日本」「諦めない」という言葉に見られるように、団結して危機を乗り越えようとする姿勢が随所に見られました。

 

一方で、原発事故に対しては、危機管理体制、情報公開の在り方、監督官庁と事業者の関係など、多くの問題提議がなされました。

 

これらのことを通して、私は今、自分の判断基準の修正が必要になってきたと感じています。

 

例えば、原発については、化石燃料の枯渇、大気汚染、地球温暖化の防止の切り札として、私は肯定的な(少なくとも否定はしない)判断をしてきました。しかし現実には、環境を守るはずの原発が、放射能汚染という形で環境を破壊しました。

 

世の中には、想定を超える震災が原因なのだから仕方がない、と冷静な認識を強調する方もおられますが、私は今回のことから、いろいろな物事に対する自分自身の判断基準を修正する必要があると強く感じています。

 

それは、原発だけでなく、国家財政と社会福祉と税制の関係、ビジネスのグローバル化と地域社会の雇用の関係など、多くの課題に対しても同様です。

 

その感じ方を上手く説明するのは難しいのですが、たぶん判断をする際に「経済」
という評価項目のウェイトを低下させ、「社会的安定」といった概念の評価項目を重視することのように思います。

 

私は今、今年起きた大災害を通して、自分の価値観を修正しようと思っています。

皆さんは、いかがお考えでしょうか。

 

来年は良い年にしたい! と、今年ほど強く願う年末はありません。