KGK式経営合宿の生い立ち

KGK代表 森田元は、事業会社に勤務しているとき、まだ管理職になったばかりの頃、合宿の効用に目覚めました。

 

自分がリーダーを務める組織横断改革プロジェクトは、週1回2時間の定例会議を3ヶ月も続けていました。会議の席上では、みんな組織代表としての建前を繰り返すばかりで、いっこうに進みません。ある日私は、半ばやけっぱちで合宿を提案しました。「もう3ヶ月も堂々巡りの議論が続いています。一度合宿でもやって徹底的に議論して結論を出しませんか。徹底的に議論した結果、皆さんがこのプロジェクトは無理だと言うのなら、プロジェクトは廃止しましょう。このまま続けても時間の無駄ですから。。。」

 

やけっぱちで開いた合宿ですから、私は何の資料も準備せず、シナリオもスケジュールも作らずに合宿に臨みました。組織横断メンバーなので、最初は自己紹介から始めました。予め決められたスケジュールもないので、各人喋りたいだけ喋ってもらいました。午後から開始した初日は、各人の自己紹介や仕事上の問題や悩みなどの紹介が続き、ほとんど本題(このプロジェクトをどうするのか)に入らないまま、夜の宴会に突入。しかし、一日目の宴会が終わるころ、私は「ある変化」に気がつきました。メンバーの顔は、組織代表の顔ではなく、それぞれに自身の価値観をもつ個人の顔になっていました。

 

2日目以降の議論は、これまでの定例会議とは全く異なる雰囲気で進みました。合宿の最終日(3日目)には、このプロジェクトは何のためにやるのか、どちらの方向に進めるのか、誰がどういう分担で進めるのか、などが合意されたのです。この合宿で、私は二つのことに気がつきました。

  • 難しい合意形成に取り組む際には、議論を始める前に、個人的な情報を交換し合って信頼の基盤をつくる
  • 人は、組織代表などの呪縛から解放されると、本来持っている素晴らしい力(情熱、責任感、互譲の精神)を発揮する

 

これ以降、私は仕事が行き詰ったときは必ず合宿をやって乗り越えてきました。多くの合宿を重ねるうちに、私はもうひとつ気がつきました。合宿を上手くやるには、ちょっとしたコツ(ノウハウ)があるということです。ノウハウの蓄積に伴って、合宿の成果も加速度的に大きくなっていきました。

 

KGKは、過去20年間に実際の改革現場で蓄積、拡充されてきた合宿ノウハウを活用して、お客様の課題解決を支援します。その原点は、20年前の二つの気づきです。

 

主要な合宿ノウハウ